Puzzle Squareは大変なものを盗んでいきました

この記事はmis.w 53rd Advent Calender2019の12日目の記事です。前回の記事はこちら

 

どうも、53代パズル王のはしどいです。突然ですが僕は小さいころからパズルが好きでした。好きになったきっかけを覚えていないほど小さいころから…


クロスワードのようなことば系からルービックキューブのような立体パズルまで…特に好きだったのは紙面上で解くようなペンシルパズル。パズルの雑誌もちょくちょく買っては一人で解いていたりしていました。そんなんだから友達が少ないのでは?

 

大学生になった今でもその熱は収まることは無かったのですが、雑誌を買っても解く時間が無く、かといって大学に持って行っても周りの目が気になる。そもそもマスを塗るなどの作業がいよいよ面倒くさい。気づいたら右手の小指サイドの側面が真っ黒に…そろそろ僕もデジタルに身を任せる時が来たのでしょうか…

 

 

ああ、インターネット上でいろんなパズルがたくさん解けるサイトがあったらなぁ…

 

 

 

たくさん解けるサイトがあったらなぁ…

 

 

 

あったらなぁ…

 

 

 

ぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Puzzle Square JP

 

 

 

えっ!?

 

 

 

何これ!?!?!?!?

 

 

見つけてしまいました。パズルがいっぱいあるサイト。

Puzzle Squareの遊び方

まずトップページに行くとたくさんパズルが載っていますね、とはいえ知らないパズルばっかりだと思うのでまずは数独やヤジリンなど知っているパズルを右のジャンルから選んでみましょう。主に二コリ発のパズルが載っていますが、独自のパズルも多数あります。

 

★の数で難易度の分類がされています。最初は★1から始めるのがいいんじゃないでしょうか。一番簡単なので。あとは解きまくるだけです。雑ですいません。

 

もう解いたパズルを登録したい、となったらアカウントを作ってみましょう。ログインした状態でパズルの画面にある「解答を登録する」ボタンを押すと解答が登録され、自分が何問解いたのかが記録されるようになります。

 

また、PuzzleSquare の特徴として変種ルールがあるパズルがしばしば投稿されています。パズルのルールを知らないとピンと来ないと思いますが例として挙げるとヤジリンにおける「ループ内黒マス禁止ルール」、へやわけにおける「白マス2×2禁止ルール」など、作者がそれぞれいろんなルールを設定しています。いつも解いているパズルとはまた一味違ったパズルを楽しめます。これに関しては中級者向けですかね。

 

ログインした状態なら問題投稿もできます。問題を作るにはぱずぷれなどをいじる必要があるのですがぱずぷれについてはまた今度…(実は僕もよく知らない)

デジタルで解くことの利点

修正が楽

これに尽きます。パズルが一発で解けなかった場合、修正をする必要がありますが、紙で解いた時には机の上が消しカスであふれてしまいます。ボールペンで解いた日には泣き寝入りです。しかし、デジタルで解けばもし破綻してもワンクリックで白紙に、さらには戻る、進む機能も付いています。

仮置きモードの存在

仮置きモードは、ある場面において確定できる箇所がなくなった時に使用します。確定できない部分を勝手に埋めることによって矛盾を引き出し、先に進めることがあったりなかったりします。言葉で説明するのは難しいですが、デジタルならではの機能だと思います。多重仮置きも出来るとか…

かさばらない

当たり前のことですが、紙で数百問単位のパズルを収録するとなれば大分分厚い本になってしまい持ち運びが大変ですね。このサイトには全部で4500件近くのパズルが投稿されています。パソコンやスマホさえあれば解けるなんて素晴らしい時代です。

 

お気に入りパズル

ここでは僕のお気に入りのパズルを紹介していきます。正直ここがやりたかっただけです。本当なら初心者におススメのパズルを紹介したかったのですが、パズルといってもループ系、数字系、ことば系と多岐にわたっており、それによって個人の好みも分かれると思うので一言に紹介は出来ないな、と思ったので僕のお気に入りを紹介します。

ヤジリン

puzsq.sakura.ne.jp

みすでは今一番知名度が高いパズルとい言えるのではないでしょうか、ループ系のパズルです。

パズスクでの投稿数はなんと500問越え。人気度でもダントツのパズルです。Puzzle Squareとは少し話が逸れるのですが、Twitterでは有志によるヤジリン早解き大会が開催されています。腕に自信がついてきたら参加してみるのもいいんじゃないでしょうか。

ぬりかべ

puzsq.sakura.ne.jp

ルールが比較的簡単で分かりやすいと思います。白マスがうにょうにょ伸びていく解き筋が特徴的。「ぬりかべ」というニコリ特有のなんとなく気の抜けたネーミングも好きですね。ペンシルパズル界隈でよく目にする「黒マス2×2禁止ルール」が威力を発揮します、同じルールでもパズルの種類によって解き方における性質がガラリと変わってくるのがまた面白いところであると思います。

へやわけ

puzsq.sakura.ne.jp

先程の二つに比べたら少々ルールが分かりにくいかもしれませんが、これもまた独特な解き筋をもつ面白いパズルです。いわゆる「白マス3部屋連続禁」が最初のうちは見えづらいと思うのですがそこはまぁ慣れですね。(正直デカい盤面だと気づかない場面が多々ある)3×3に黒マス4の部屋における白確定マスに気づけたらもうあなたは中級者です。

ぬりめいず

puzsq.sakura.ne.jp

ブロックを塗って迷路を作る、そういうパズルです。そもそも迷路がパズルっぽいのに、それを作り上げることが最終目標となるパズルなので非常に独特だと思います。難易度が低い問題だと「白黒マス2×2禁」でサクサク解けたりするのですが、難易度が上がってくると丸や三角を考慮するようになりより深みが増していきます。個人的にはより大きい盤面の方が完成した時に壮観な迷路となるため好きかもしれません(大きい盤面が好きなの、任意のパズルに言えてしまうかもしれない)

スラローム

puzsq.sakura.ne.jp

スラローム」という言葉はスポーツにおける競技方法の名前で、ゲート(旗門)で定められたルートを通ってゴールまでのタイムを競うといったものです。このパズルにも旗門ががあり、全体で一つのループとなるように盤面を駆け抜けていきます。時には疾走感溢れるパズルです。本来ならちゃんと最後まで理詰めで解くのが正しいのですが、直感に頼って線を滑らせて正解した時の快感もまた良いものです。まぁ大抵作者に裏をかかれて破綻するんですけど。

修学旅行の夜

puzsq.sakura.ne.jp

結構知名度は低いかもしれませんが最近存在を知って注目しています。非常にユニークなパズルだと思います。ルールは長いのですがそれらは全て「修学旅行の夜、大部屋に布団を敷きつめる」という目的のため。皆さんもそんな経験があるんじゃないでしょうか。このパズルを解いていると、活気溢れた中高の時代を思い出しふと涙が頬を伝ってしまいます。嘘です。

おわりに

というわけで完全自己満足記事でした。きっちり読んでる人、居ないのでは?

いずれは作問もしてパズル界隈に参入できたら嬉しいですね。それにはまだまだ難しい問題を解く知識が無いのでもっと精進が必要ですが…

明日はミノエルくんの記事です。あれについて書くらしいです…

 

 

 

 

 

ちなみに僕はこのサイトで何問解いたのでしょうか?

 

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(12月11日時点)

 

1問を3分で解いたとして1930×3分=5790分=4日と30分

このサイトを知ったのは今年の夏ぐらいからです。

ということでPuzzle Squareは僕から時間を盗んでいきました。嫌いキライ loving...